ようこそ自作ステッカーの世界へ! STIKA(スティカ) SV-8の使い方を公開します




ローランド スティカ SV-8(カッティングプロッター)

大掃除が済むと少し時間ができたのですが、走りに行くほどの時間がある訳ではないので、こんな時間を利用してカッティングシートを切り出してステッカーを作ってみました。

SUMITのロゴステッカーは3色あります 黒と白は欲しい、という方にあげています (SUMITの宣伝用です) 真ん中の”赤SUMIT”ステッカーはチームサミットのレースバイクの証という特別な意味を持たせています

SUMITのロゴステッカーは3色あって黒と白は欲しい、という方にあげています(SUMITの宣伝用です)
真ん中の”赤SUMIT”ステッカーはチームサミットのレースバイクの証という特別な意味を持たせています

カッティングシートを自由に切り出すスゴイマシン STIKA SV-8

そもそも子供の頃からシールを貼るのが好きな性分で、遠い昔、部屋にこもって家の柱をシールだらけにして親に怒られ、泣きながら剥がした記憶があります。そんなモンだから今でも平面を見ると虫が騒ぐというか、無性に何か貼りたくなるんですね〜
でも、ステッカーって丁度いい大きさのモノになかなか巡り会えなかったり、もし巡り会えても大きいモノはトンデモなく高かったりで、『ここに貼りたい!』と思ってもなかなか思い通りに貼れない日々が続いていました。

が、或る日、ついに見つけたんです、自分の思い通りのステッカーが作れるマシンを、それがこのSTIKA SV8(スティカSV-8 カッティングプロッター)です

ドラえもんの4次元ポケットというべきか、ポッターの魔法の杖というべきか、はたまたメルモちゃんの魔法のキャンディーと言うかべきか…
とにかく、思い通りのステッカーを作りたいという夢を叶える素敵なマシンです。(マジ楽しいですよ)
オリジナルデザインのステッカーを貼った瞬間、市販品が世界でただ一つのアイテムになりますよ。

カッティングシートを切り出してステッカーを自作する作り方を説明いたします

1.まずはデータ作成

これはSTIKA付属のソフト”Cut studio”で作ります。
エクセルやパワーポイントを使った事があれば簡単にできますが、余分なシートを取り除くために必要なカットを入れるのには少し慣れとコツが必要です。
今回はチームSUMITの宣伝用のステッカーを作りました。
この作業は大変そうに見えるかも知れませんが、意外と楽しいので凝り性の人はハマって先に進めなくなりますよ(笑)

SV-8は幅160mm長さ1000mmまでのデータが切り出し可能 上位機種だと幅は広くなります。(SV-12,250mm/SV-15,340mm)

SV-8は幅160mm長さ1000mmまでのデータが切り出し可能
上位機種だと幅は広くなります。(SV-12,250mm/SV-15,340mm)

2.カッティングシートを切り出します

切り出す前に刃圧(刃の露出量)を調整します。
台紙にカット跡が少し付くくらいがベストです。(試切モードで確認します)
またカッティングシートが激しく動くのでSTIKAの前後はスペースを空ける必要があります
刃の準備をしたらカッティングシートを所定の位置に合わせて、PCからSV-8を始動させます。
すると刃とカッティングシートがうまい具合に動いて見事に切り出してくれます
(初めて見る人は、妙な光景に思わず口が開いちゃうかも知れません)

黒い円筒状のものがスティカの刃 ネジって刃の出量を調整します。 中央の針です 刃を出しすぎるとカット中にぐちゃぐちゃになります。(右)

黒い円筒状のものがスティカの刃
ネジって刃の出量を調整します。中央の針が刃です
刃を出しすぎるとこんな風にカット中にぐちゃぐちゃになります。(右)

PCに繋いで使います。(左) カッティングシートが前後に動くのでSTIKAの前後はスペースが必要です(右)

PCに繋いで使います。(左)
カッティングシートが前後に動くのでSTIKAの前後はスペースが必要です(右)

3.後処理

実は切り出してからが一番大変なんです。この工程が一番手間がかかります。
あせらず辛抱強く、目的のデザインを残して余分なところを取り除きます。
ピンセットを使ったほうが効率的です

余分なところを取り除きます。このとき適度にカットを入れておくと取り除きやすくなります(左) 全部掘り出したところ(右)

余分なところを取り除きます。このとき適度にカットを入れておくと取り除きやすくなります(左)
全部掘り出したところ(右)

4.アプリケーションシートを貼って完成

お目当てのデザインが掘り出せたら、そのうえから透明なアプリケーションシートを貼って完成です。
貼るときは台紙を丁寧に外して、目的の場所には移してアプリケーションシートの上から密着させて定着させた後
アプリケーションシートをゆっくり外します。
アプリケーションシートの粘着力はステッカーより弱いのでステッカーだけが目的地に残ります

写真だと分かり難いのですが、透明なシートを上から貼り付けます(左) 完成(右)

写真だと分かり難いのですが、透明なシートを上から貼り付けます(左)
完成(右)

これまで作ったステッカーたち

こんな感じでいろいろ作って来ました。その一部をご紹介します。

作成例1)サミットのレースバイクと小物

赤サミット”はサミットのレースバイクの証です。また小物には白(または黒)のサミットマークを貼っています。

SUMITマークももちろんこれで作ってます

SUMITマークももちろんこれで作ってます

今年のNew Bikes チームサミットのレースバイクには赤サミットのマークが貼ってあります 今年は新たに5台の自転車が”赤サミット”を背負って走りました

チームサミットのレースバイクには赤サミットのマークが貼ってあります
2016年富士チャレンジでは新たに5台の自転車が”赤サミット”を背負って走りました

最新作はKABUTO AERO R-1 Team SUMIT version
NIPPOヴィーニファンティーニのデザインをモチーフにしました

作成例2)通勤用ママチャリのドレスアップ(NISMO仕様)

嫁さんには不評ですが、大満足の仕上がりです。
NISMO仕様のママチャリについて興味のある方は詳しく書いた過去記事があるいますのでそちらも是非ご覧ください

ステッカーは全て自作です。RAYSの出来は大満足です。

ステッカーは全て自作です。RAYSの出来は大満足です。

ダウンチューブとシートチューブにロゴを貼っただけですけど、イメージは変わりますね

ダウンチューブとシートチューブにロゴを貼っただけですけど、イメージは変わりますね

サブバイク(ママチャリNISMO号)

作成例3)その他

実はガンダム好きなんです。アムロマークもK2マークも直線主体のデザインなので意外と簡単でした

インラインスケート&ウォータージャンプ用のヘルメット 側面にあるのはアムロマークです!(右)

インラインスケート&ウォータージャンプ用のヘルメット
側面にあるのはアムロマークです!(右)


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今回紹介した商品

STIKA SV-8(今回使用した機種)

小物用のステッカーならこのサイズ(幅160mm、長さ1000mm)でだいたい事足りると思います
amazon

ローランドディージー デザインカッター ステカ SV-8

STIKA SV-15

STIKAシリーズで最大のステッカーが作れる商品も参考に紹介しておきます
自転車だけでなくクルマのボディサイド用など大きなステッカーを作りたい方は最低でもこのサイズ(幅340mm、長さ1000mm)があった方が便利だと思います。
大は小を兼ねるのでもちろん自転車用の小さいステッカーも作れますが、購入する場合はランニングコスト(カッティングシートの値段が高い!)も含めて検討してください

ローランドディージー デザインカッター SV-15

カッティングシート

屋外で使用する自転車用のステッカーならカッティングシートも耐候性を考慮したものがお勧めです

SV-8用

カラーバリエーションはリンク先で選べます

中期用屋外耐候4年カッティング用シート (200mm×10m ステカ SV-8 サイズ, 黒)


アプリケーションシート

弱い粘着力の透明なシートです。
これに貼り付けないとステッカーになりません
SV-8用

アプリケーションシート (200mm×10m ステカ SV-8 サイズ)

投稿者プロフィール

44kz(ししかず)
44kz(ししかず)
自転車に乗ることで日々の活力を回生させている壮年ライダーです。
エントリーアルミのTCRにパーツを交換しながら乗っています。
このブログでは実際に使ったアイテム&走ったコースの紹介をメインに綴っていきます。
Team SUMIT&神奈川ランチライド会会員

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