ネジ穴潰れた!でも諦める前にネジ穴補修キット




ネジ穴が潰れて困っている方必見、
簡単に復活する(かも知れない)方法を紹介します

実はショッキングな事件が起きました。
いままで愛用していたレザインのヘッドライト LITE DRIVE 700XLのネジ穴を潰してしまい、REC-MOUNTSに装着することができなくなってしまったんです。

ことの発端は年末の輪行サイクリングの準備の時でした。
メインのヘッドライトである700XLをREC-MOUNTSにしっかり固定させようとアーレンキーを使って増し締めした際、突然ヌルっと力が抜けたんです。

『やっちまった~』

と思っても後の祭り…

外してライトのネジ穴を確認してみましたが、見事にネジ山が無くなりスッカスカの穴だけが確認できました。
固定用のREC-MOUNTS側のネジは鉄で、雌ネジ側のレザインライトの本体はアルミです。
柔らかいアルミに硬い鉄のネジを締め込んで行ったらアルミがイチコロで負けるのは当然なんです。

その辺を分かっているからREC-MOUNTS側の締め付けネジも基本的には手締めするようなヘッド構造になっていますが、アーレンキー用の溝も彫ってあるので、ついアーレンキーで締めてしまったのが間違いの始まりでした。

もうこうなると700XLは自転車に付けることは出来ず、アルミボディーでリチウムバッテリーを搭載し多彩な点灯パターンをもつ超高性能な懐中電灯として余生を過ごしてもらうしかありません。

しかし、そんな高性能な懐中電灯はいまのところ使う用途がありません。

そこでなんとか自転車用ライトに復活させようと思い、いろいろ探してみた結果、お手軽な方法を見つけたので紹介いたします。

今までメインライトとして使っていたレザイン700XL


下面にラバーバンドがネジ留めされています


この穴を使ってREC-MOUNTSに固定していたのですが、ネジ穴からネジ山を無くしてしましました

ちなみにこの事件の直後に別のもっと素晴らしいライトを購入したので輪行には支障は出ませんでした
(そちらの方はまた別途紹介します)

【アイテム紹介】ネジ穴補修キット

大きさは19mm×50mm、 板厚は0.3mmくらいの凸凹加工されたブリキ板です。
施工の手順は簡単で以下の手順で完了です

  1. ネジ穴に合わせて適当な大きさにハサミで切る
  2. ネジ穴に差し込む
  3. ネジを締める

ネジ穴に異物を嚙み込ませて固定する、というカナリ乱暴な方法ですが、これ以外の方法だとタップを立てる方法になり、そちらだとコストとテクニックが必要なので、今回はコレで我慢。
というか素人がやれる方法はこれしかないと思います

ちなみにこの補修方法はネジを脱着する度に新しいキットの挿入が必要なので、私のようにライドによって異なるライトを使いたいのであればREC-MOUNTSへ固定するのは手間が増えるので不向きです。

なので今回はレザインに最初からついてきたラバーバンドを付けて、ハンドルマウント専用のサブライトとしての復活を目指すことにしました。

ネジ山補修キット


シンプルで分かりやすい説明です

ちょうどいい大きさにカットして穴に差し込むだけ。
だけどこれが意外と難しい!

さっそく、復活作業をしてみました。
まず最初にブリキの部材をハサミで適当な大きさに切る作業ですが、ここでいきなり躓きました。
何故かというとこのネジ穴(M5)の”適当な大きさ”が非常に小さいこと

説明図によると

穴を隙間なく覆うように差し込むべし

とありますが、ネジ穴に隙間なく入れるとボルトが入りません。

ネジ穴に対して部材の板厚が厚いんです(とは言っても0.3mm程度)。
ネジ穴が大きいとこの辺の問題はなくなるんだと思います。

あとこの穴に合わせた部材だと小さくなってしまうのでネジを締める際に動いてしまうんです。
ナントか動かさずにネジを締め込めてもいつまで経っても手応えがなく、空振りしたり
そうこうしているうちに部材の破片をライトの中に落としてしまったり…
と書くと大したことないように見えますが意外と悪戦苦闘したんです。

で、いろいろ試行錯誤した結果、

・大体2mm×18mmのひも状にカットしたモノを2本入れる
(2mmは手持ちで切るには結構限界の幅で、18mmは部材のオリジナルの幅)
・ネジを締め込む時の部材を固定のため、カットする際少し長めに切っておいて、ライトの上面側に両面テープで固定する

この方法にたどり着くのに軽く1時間は超えました(笑)

で何とかそろりそろりとネジを締めていくと、ようやく手応えを感じました。

ひも状のキットが2本しか入っていないとは言え、かなりネジ穴の抵抗は大きいのでアーレンキーで締めて行きます
が、調子に乗って思いっきり締めてはいけませんよね

①切り出した部材

②ライト側には部材固定用に両面テープを貼っておきます

③部材をライトにセットしたところ

④ラバーバンドと合わせてみたところ。2本の部材の真ん中にネジ込んで行きます!

⑤ねじ込み完了!力の要る作業でした

⑥分かり難いですけど、かなりピッタリくっついてます

⑦ラバーバンドを使ってサブライトとして復活!

⑧ハンドル周りはうるさくなりますが、サブライトなので不要の時は外します

ガタツキもなく問題なく使えそうです

まとめ

今回紹介した方法は比較的簡単な作業でそれなりの締結力を復活させることができる(かも)、という修理方法でした。
それなりにトルクがかかるので嬉しさの余り締め付けすぎたら、また振り出しに戻る可能性も多々あります。
やったことはネジ穴に異物を噛み込ませて締めただけなので、発生する締め付けトルクなんて設計できるものではないので前と同じような締結力があると期待してはいけない、ということです。

私の場合、使い道のない超高性能懐中電灯に成り下がるハズだったレザインのLEDライトが、ハンドルマウントのサブライトとしては使えるようになったのはラッキー!と言うくらいの気持ちです。

という事で過剰な期待をせず、気楽に試すのであれば、とても有効なアイテムだと思います。

今回使用した機材の紹介

他の手段について

今回、ネジ穴を補修する方法を調べていて気にある方法があったので参考に紹介しておきます。

1.ネジサイズを大きくする
特殊工具(タップ)を使って元の位置に新しく少し大きめのネジ穴を作ってしまう方法
これだとネジ径が大きくなるので理論的にはオリジナルより締結トルクが大きくなります。
タップを垂直に立てる技術と度胸がある人には最適な方法だと思います。

2.リコイル
特殊工具を使ってネジ穴を少し大きくしてそこに新しいコイル状のネジ山を埋め込む方法。
この方法も締結トルクはオリジナルより大きくます。更に↑ほどネジ穴を大きくしないのでスペース的にも有利
腕に自信があるならこの方法がベストのようです


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投稿者プロフィール

44kz(ししかず)
44kz(ししかず)
自転車に乗ることで日々の活力を回生させている壮年ライダーです。
エントリーアルミのTCRにパーツを交換しながら乗っています。
このブログでは実際に使ったアイテム&走ったコースの紹介をメインに綴っていきます。
Team SUMIT&神奈川ランチライド会会員

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