ガーミン ビボスポーツ / GARMIN VIVOSPORT

VO2MAX(最大酸素摂取量)が気になって、
本番に忘れモノをする方に最適なウェアラブル活動量計

50歳を過ぎると激しい運動をした後、”心臓使い過ぎたかな?” なんて、心配になることってありませんか?
そういう私はもともと高血圧体質家系のなので、だんだん心臓負担が気になるようになってきました。
そこで巷で流行している(?)活動量計を購入してみました。
今回購入したガーミン ビボスポーツは着けていることを忘れそうなくらい軽くて小さいのですが、予想していた以上にいろいろな事が分かって非常に面白いデバイスなのでご紹介いたします。
(ガーミンのHPはこちら

GARMIN VIVOSPORT
GPS内蔵スマートアクティブトラッカー
ガーミンのフィットネスラインの最新型です(2017.10発売)

活動量計って何?

オムロンのHP(こちら)によると以下のように定義しています。

活動量計は、形や使い方は歩数計と似ていますが、歩数計が歩行活動を測定して歩数や歩行時の消費カロリーを表示するのに対し、歩行だけではなく家事やデスクワークなど、さまざまな活動を測定し、1日の総消費カロリーをお知らせします。
一般的に、基礎代謝や日常のさまざまな動きで消費される活動カロリーよりも、飲食による摂取カロリーが多いと太る原因になります。1日の総消費カロリーを知ることで、食事量の目安がわかり、健康的なダイエットに役立ちます

まぁ、一言で言うとダイエットしている人は活動量計が算出した消費カロリー以上は食べちゃダメよ、って言っています。
体重は食べた量と消費カロリーの引き算の結果にすぎないので、ダイエット目的の場合は活動量計を利用して計画を立て、あとは実行するだけでいいので活動量計は非常に有効なデバイスといえるでしょう。

私の場合、ダイエットよりもっと危機迫った ”心臓のモニター” という意味合いで購入したので、期待している点がちょっと違います。
なので、数あるウェアラブル活動量計の中から、今回のガーミン ビボスポーツを選んだのには理由があります。それは以下の3点です。

①安静時心拍数の把握
②VO2MAXの把握
③サイクルコンピューター(GARMIN EDGE500)に心拍数を転送することが可能

①については活動量計としては一般的な機能なのでこの機種以外にも多数選択肢がありますが、②も出来るモノは絞られます
そして何より③の機能が重要なんです!
実は今年の富士ヒルは心拍計センサーを家に忘れ、心拍数無しで走ったんです。(過去の投稿
心拍センサーを家に忘れるのはその時が初めてではなく、これまでも何回かやらかしているのですが、ホンキの本番でやらかすとは…
全く自分が信じられなくなりました。
そこで、そんな一大事がまた起きた時のバックアップ心拍計としての役割なんです。
そんな訳で上記の①~③の観点に触れながらビボスポーツを紹介いたします。

まずは外観から

ウォッチフェースの向きとデザインは無料のアプリ”Garmin Connect ”(右)で簡単に変更可能です
私は腕時計と併用するので常時心拍数を表示するデザインを選んでいます

筐体は先に発売されているVIVOSMART3と液晶以外はほぼ同じようです。
VIVOSMART3にカラー液晶とGPSを付けたモデル、と考えると判りやすいかな

ストラップは非常に柔らかいシリコン製で、本体も小さく軽量(27g)なので袖に引っかかることは少ないです。
マジで 時々付けているのを忘れてしまってます

緑の光が光学式船舶センサー(左)
充電は付属のケーブルを接続しUSBに繋ぎます

ガーミンの防水仕様の定義
ビボスポーツは”スイム”というカテゴリなので泳いでも大丈夫です

次は気にいっている機能の紹介です

1.安静時心拍数の把握

高血圧家系の人は心拍数が上がると余計に血圧が上がるので、激しい運動ではなくウォーキングや軽いサイクリングなど穏やかな運動が推奨されています。
一方、自転車で山を登るヒルクライム競技は最大心拍数の90~95%程度(私の場合MAX170bpmで管理)を1時間以上続ける過酷な競技なので高血圧の人がヒルクライムに挑む場合、心拍数の管理は非常に重要になります。

また心臓の強さは安静時心拍数に現れます。
普段から心臓を鍛えていると一回の脈動で送り出せる血液の量が多くなるので、少ない心拍数でも十分な酸素を全身に行き渡らせることが可能になります。
つまり心臓を十分に鍛える事ができれば心拍数は下がるんです。
これは安静時の心拍数にもその傾向が現れ、一般的には以下の数値と言われています

    ~59 bpm アスリート(長距離系の選手は40台の人も少なくない)
60~70 bpm  一般人
81~   bpm  体力不足、体調不良など

でも安静時心拍数って測るのが結構難しい、というかメンドクサイですよね。
ところが常時心拍数をモニター可能な活動量計ならそれが簡単にできるんです、つけたまま寝ればいいだけ。
ビボスポーツは柔らかいシリコン製ストラップと小型軽量な筐体のため、つけたまま寝ても全く違和感を感じません。
翌朝、起きて”Garmin Connnect Mobile”をダウンロードしたiphoneとビボスポーツを同期させると一瞬でこんな風にデータ化されます。(アプリはこちら
日によって心拍数は結構変わるので継続的に計測して傾向を把握するといろいろな事が分かってくるんです。
例えば、一般的に血圧と心拍数は逆の関係にあります。
つまり血圧が上がると心拍数は下がるし、血圧が下がると心拍数は上がります。
これは風船に空気を入れる事をイメージすれば分かりやすいハズです。
深く思いっきり吹く場合、少ない回数で膨らみますが、少ししか吹かなかったら沢山回数が必要になります。
話を戻すと血圧と心拍数の相反する動きは正常な生体反応ですが、例えば血圧が少ししか下がっていないのに心拍数が通常より20以上多くなった、とかあった場合は会社に行ってる場合じゃなくて至急医者に相談した方がいいかも知れませんね。
(な~んてね)

とある日の心拍数データ。
0時から23時までの心拍数の動きがグラフ化されています。
安静時は54bpmで最大は朝練中の170bpmでした、という結果です。(左)
安静時心拍数と最大心拍数の一週間の推移グラフ。
安静時心拍数はそんなに変化しないことが分かります(右)

睡眠の深さも分かります

睡眠時間が十分にとれないと10bpmくらいは上昇する気がします。やっぱり健康には寝るのが一番ってことですね。

心拍数から眠りの深さも分かるようです
濃いブルーが深く寝ている時間帯です
こんなのまで分かるんですよ。

2.VO2MAX(最大酸素摂取量)の測定

マラソンや水泳などの持久系の運動をされている方には馴染み深い言葉だと思いますが、ロードレーサーにとってもパフォーマンスを表す重要な指標になります。
知らない方のために簡単に説明させて頂くと…
運動する際、呼吸で取り込んだ酸素を全身に送ってエネルギーを生み出す訳ですが、この酸素を体内に取り込んで、酸素を使う能力を表したのがVO2MAX(*)です
(*)単位時間あたり(1分間あたり)、単位重量あたり(体重1㎏あたり)に取り入れる事のできる酸素量(ml)のこと。
単位:ml/kg/min

この数値が高ければ高いほど粘り強く、スタミナもあり、たくさんのエネルギーを生み出すことができる選手である、と言える訳です。
特にトレーニングしていない20代の一般男性の平均値は40台であり、一流のマラソン選手やロードレーサーの数値は75以上と言われています。
ツールドフランスチャンピオンのクリス・フルームは84.5、
マラソンの川内優輝選手は82、
ちょっと古いけど瀬古利彦選手は84だったそうです。

VO2MAXは加齢とともに減少するそうで、トレーニングでも10%程度しか改善できないそうです(涙)
そういう意味では50代のVO2MAXは若い時のトレーニングの遺産というべき数値でしかありません。
しかし実際のレースではVO2MAXよりLT値(乳酸作業閾値≒FTP)の方が重要で、こちらはトレーニングで30~40%も改善できるそうなので50代でもまだ記録を伸ばす希望は残っている、と言えると思っています!

そんな基礎知識を持った上で、それでもまず自分の立ち位置を確認するためVO2MAXを調べてみました。
ビボスポーツはウォーキングかランでVO2MAXを簡単に計測することが出来ます。
下記は帰宅時に駅からのウォーキングで測定した結果で、51となりました。
まぁとりあえず50代で一生懸命運動しているなりの結果が出たのでホッとしました(笑)

VO2MAXの測定は簡単です
測定モードにして画面を”トントン”と2回たたいて歩く(または走る)だけ(左)
測定が終わると自動で結果を表示してくれます(右)

とりあえず50代の最高レベルはキープしています
(なんとなく嬉しいですね)

3.サイコンとの連携

最後は実は私にとって最も重要な機能かも知れません。
心拍数は一般的にはセンサーを付けたベルトを胸に巻き付けます。
このベルトの締め付け感がイヤ!という人にもビボスポーツは最適なデバイスといえるでしょう。
私はベルトの締め付け感は特に気にならないのですが、物忘れが気になるのでベルトを忘れた際のバックアップ心拍計としての役割に期待しています。
というのも心拍センサーの精度という見方をすると、胸ベルト式の方が感度がいいように見えます。
(心臓から遥か遠くにある手首でモニターするんだから遅れもするし、挙動も鈍ることもあるんでしょう)
特にヒルクライムのような限界に挑戦するような競技の場合、数値の信頼度への要求は低くありません。
なのであくまでメインはベルト式でもしセンサーを忘れたとしても目安にはなる心拍計として考えています。
(モチロン無いよりは、ずーーーっとマシです!)

で、早速サイコンとペアリングしてみました。
あっけないほど簡単にできます。
同じガーミン同士なので当たり前かも知れませんが、とりあえずバックアップが確保できたので一安心です。

サイクルコンピュータ(上)と心拍センサー(下)と心拍センサーを取り付けるベルト(中)
いつもベルトにセンサーを付けて持ち運ぶのですが、今回はセンサーが付いていなかった
(家を出る時、ベルトに付け忘れた)

サイコンとのペアリングはサイコンのメニュー画面で行います
左から右への操作すると…

無事にサイコンに心拍数が表示されました!
(左列、下から2番目)

まとめ

小さく軽い筐体でありながらVO2MAX測定や心拍センサーのバックアップ役(限られたニーズ?)も難なくこなすスグレモノだと思います。
柔らかいストラップのおかげで一日中つけていても違和感なく、着けていることに慣れたのでむしろ外した時の方が違和感を感じるくらいです(笑)
いまのところ全く不満なく大満足なウェアラブル活動量計と言えます。
ここで紹介し切れていない機能もまだまだあります。
興味のある方はこちらの詳しいマニュアルもご覧ください(こちらからダウンロードできます)

カラーバージョンは赤とライムグリーンと今回の黒(スレート)の3種類、ストラップの長さはS/MとLの2種類があります。
どの色もいい感じなので購入の際は思う存分迷ってください。

出勤仕様(左)とサイクリング仕様(右)
(時計がお守りに変わっただけ!)
時計にも富士山神社のお守りにも無理なくマッチします!
(ちょっと無理があるかな)

VIVO SPORTのカラーバージョン
今回購入したのは一番左の黒(スレート)のLサイズです

ストラップの長さは箱で測れます
私の場合はLサイズで丁度いい感じでした。
小柄な女性以外はLサイズを選んでおけば間違いないと思います

携帯からのメール転送(左上)
消費カロリー(左下)
歩数計(右上)
気温(右下)、これ以外にもまだまだ表示可能です。
ちっちゃいのに高機能なんです

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    ガーミン ビボスポーツ / GARMIN VIVOSPORT” に対して1件のコメントがあります。

    1. ふぁんと より:

      こんにちは!私はランナーですが、心拍計のついたランニングウォッチの購入で悩んでおります。
      一度安いのを買ったら、全然心拍が安定しなくて、役立たずでした(>_<)
      お待ちのvivosportsの心拍計はベルトタイプに比べるとどの程度の誤差が生まれているのでしょうか。
      購入の参考までにご面倒でなければ教えて頂ければ幸いです。

      1. Yoichi より:

        こんにちは
        コメントありがとうございます
        ビボスホーツの心拍数は表示しない、と言うことはありませんね。
        サイクリングの際、ガーミンの心拍ベルト式に対しての比較ですが180bpm辺りの追随性はちょっと鈍い気がします。(サイコンは180を表示しているのにビボスホーツは160台であったりとか)
        ウォーキングの際は心拍ベルトをつけていないので確認できていませんが、心拍ベルト式よりは精度は少し落ちる考えておいた方がいいと思います
        恐らく血流の脈動から計測するには限界があるのではないか?と思ってます。なので本気のレースのように心拍数ギリギリを管理するような用途の場合はあまりオススメしませんね
        私もウォーキングの消費カロリーを確認したり、本番で忘れ物対策としての役割を期待して購入しました
        そういう意味では値段なりの満足度はありますよ

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