GIANT TCR2 (2011モデル)
2011年のGIANTのレーシングラインのボトムグレードです
が、当時のアルミレーサーの中で最もコスパが良かったモデルだと思います。
クランク(FSA)とブレーキ(TEKTRO)がシマノ製ではないですが、それ以外は105(5700)がついていて、相模大野のイトイサイクルでの売値は103,000円でした。(イトイさんは基本10%引きです)
初めて乗った時の印象は、速いけど振動とロードノイズ(*)のような音が聞こえるんだ…と思ったのと覚えています。
買ったばかりの時は力まかせに乗っていたから直ぐ息が切れちゃって、 初めて半原超え(片道25km)に初めて行った時は、帰り道に疲れて歩道で寝ちゃうくらいメチャクチャでした。今では午前中に戻ってこれるコースなんですけどね(笑)
(*)今は全く気にならないのですが、ロードノイズが太いアルミフレームで共鳴するのか『コー』という音がよく耳に着きました。
ママチャリでは聞いたことのなかったので新鮮でした。
その後、ローラー台で練習するようになってからは部品にも興味が沸き、フレームとシフターとRrディレーラー以外は全て換装しました。
■いい点
・ヘッドチューブが長いせいかブラケットポジションがスゴイ楽。
・溶接痕がキレイ。トップチューブ&ダウンチューブはもちろん、BB付近もキレイに処理している。
(当時この価格のモデルでここまで気を使っているのはGIANTだけだと思います)
■悪い点
・ヘッドチューブが長いため、ノーマルだと低いポジションがとりにくい
・強いて言えばブレーキとクランクがシマノ外品。
ブレーキ:TEKTRO
クランク:FSA
両者とも使用に関しては全く問題ないのですが、意外と目につくところ(特にクランク)なので気になりました(笑)
当時の雑誌ではよく『ブレーキがプアーだ』と書かれていましたが、ヒルクライムメインでは性能面でのデメリットは感じませんでした。
自分の場合、正直言うと見た目で換えたい!と思ってました。
しかし、交換してみるとアルテグラは見た目はもちろん、レバーの引きの軽さとストッピングパワーが違いますね。
■部品交換履歴
購入してから交換した部品の履歴です。初期投資だけで済んでないですね(笑)
これ以外にもバーテープ、チェーンやワイヤーなども変えてますから総額は自転車を買う前に想像していた額を大きく超えています…
現在の仕様
オリジナルなのはフレームとフォークだけですが、まだまだ現役で活躍中です(2018.10)
2015年時点からはフルアルテグラ(6800)化を経て、RrディレーラーはR8000‐GSに交換済
またBBはWISHBONEに交換
更に、なんと、パワーメーター(パイオニア、左のみ)も装備しています
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