Mt.富士ヒルクライム2016の振り返り#1

振り返り#1 結果(+言い訳)編

梅雨の中、開催される富士ヒルクライムは天気に恵まれないことも多いのですが、今年は好天に恵まれ、気温も暖かく最高のレース日和のなか、8000人を超える参加者が富士山5合目を目指す日本最大級のヒルクライムイベントが富士スバルラインで行われました。
富士ヒルクライムはそのイベント規模から1年で一番大きなイベントと位置づけ、これに向けて準備をしてくるサイクリストは少なくないと思います。
私も今年は2月から本大会に向けて緻密な(?)トレーニング&ダイエットプログラムを組んで準備を進めてきました。
正月早々骨折して出遅れたものの、昨年の失敗から得た経験と新しく得た知識を融合させ、大会直前には体重こそ目標未達でしたが、過去最高のパワーを発揮できるコンディションに仕上げることが出来ました。
そんな状況で臨んだ大会なので結果は果たしてどうだったのでしょうか?

…書けばいろいろと長くなりそうなので、今回は結果とそうなった経緯(≒言い訳)について書きます。
レース中の展開については次回、書きたいと思います

梅雨の合間の奇跡的な好天に恵まれました

梅雨の合間の奇跡的な好天に恵まれました。 選手が段々集まり始めた富士北麓公園競技場です

衝撃の結果は

結論から言いますと、

昨年+1分(83分50秒) 

まさかの後退…
自分史上最高のパワーはどこに消えてしまったのでしょうか??
シルバーの壁に触れるどころか、近くことすら出来なかったという訳でした。
一言で言うと実力不足!
それ以上言えることは何もありません。
しかし今年は例年以上に練習をしたのは事実だし、やった努力をせめて今後の自分の糧にはしたいので経緯(≒言い訳)として残そうと思います。

1時間23分57秒 (公式記録は50秒) 暫くボー然としました

1時間23分57秒
(公式記録は50秒)
暫くボー然としました

経緯(言い訳)

ここからは、負け犬の言い訳大会です。
寛大な心をお持ちの方のみご覧ください。

今年の富士ヒルはシルバー挑戦2年目であり、当初2つの決意をしました。
1、昨年の自分の実力を超える事!
2、絶対に最後までシルバーをあきらめないこと!
これらを実現するため、実際には下記のような取り組みを行いました

1.モチベーションを最後まで維持すること

5月末の試走の結果から今年の実力もシルバーには遠く及ばず、当日の状況(周りに丁度いいペーサーがいるとか)によって、運が良ければ80分は切れる可能性もあるかなぁ…というレベルでした。
ただ、それを自分で認めるとモチベーションが下がって大会に向けてパフォーマンスが落ちる恐れがあるので、都合のいい理屈を作り出して自分を鼓舞してきました。
コレはこれで自分応援団としてちゃんと機能したと思います。
本気でへ理屈を考えている内に、一種の自己暗示のような効果があったようで、段々その気になってきて連日連夜のトレーニングが待ち遠しくなり、休むことなく続けられました。
きっとこの活動がなかったら、休息日が多くなりもっと悲惨な記録になっていたでしょう。

2.パフォーマンスの向上に貪欲であること

Phase2に入ったあたりからパフォーマンス向上に行き詰まりを感じたため、現状を打破できる可能性のあるモノ(走り方、ポジション、考え方)は全て積極的に試しました。
効果の大きかったモノを下に3つ書きましたが、これによって最終的には20minTTに於いて過去最高のパワー(4.5W/kg)を発揮できるようになりました。
そういう意味でこの取り組みも成功だったと思います。

パフォーマンス向上に効果のあった(と思う)活動
 2-1.ポジションの変更

サドル位置を引いて下げました。このポジションで練習したおかげで、大腿四頭筋メインの漕ぎ方から、大臀筋メインにすることができ、コース後半まで四頭筋の疲労を抑えることが出来ました。

 2-2.トレーニング負荷の大幅な引き上げ

今まで、レースで使用する4~5倍(4~5W/kg)の負荷でトレーニングしていたのですが、筧選手のキャンプでアドバイスを頂き、57倍の負荷のメニューを追加しました。
これによって心肺の高負荷への順応性が高まったと思います。

 2-3.イーブンペース(負荷一定走行)

今年のトレーニングで最もタイム短縮の可能性を感じたのが、コレです。
イーブンペースというのは目標タイムまで持つギリギリのパワーをずーーーっと一定に最後まで出し切る走り方で、イメージは『きつい所で無理しない、ゆるい所で楽しない』
走り方です。
先のキャンプで筧選手が実戦してくれたイーブンペースの走り方は、勾配が急な所では追いつくのですが、ゆるくなるとあっという間に置いていかれるものでした。
自分の走り方だと、ついていくために勾配のきつい所で頑張ってしまい、飛ばさなければならない緩い勾配区間では既に体力が残っていない、という悪循環に陥りました。
この
圧倒的なパフォーマンスを発揮する走り方に一目ぼれし、一瞬で信者になりました。
余裕でシルバーを獲れるほどの体力&パワーがある方は別ですが、体力&パワーがギリギリの私にとっては更なるパワーアップも目指しますが、持っているパワーをすべて出し切る!というのも有効な戦術になります。
当日はこの走法で行くことを決めたのでトレーニング終盤はこの走法の習得に時間を割きました

 生兵法で怪我をしました…

イーブンペースを正確に行うにはパワーメーターが必要です。
私はそんな便利で高価な機材は持っていませんが、家にあるミノウラの固定ローラーとLive trainingというアプリによってローラー台上でなら簡易計算によるパワーが見れたので、ローラー台でイーブンペースの負荷をカラダへの刷り込ませ、その感覚で実際のコースを走る、という極めて不安定な戦術を選びました。
どのようにやったかと言うと、Live trainingのスバルラインシミュレーションでスタートから5kmの区間をアプリの表示を見ないで、目標263Wを発揮できる(*)ような踏み加減を覚えました。
(*)ここでは”盲ワット”と呼ぶことにします。何故5kmまでしかやらなかったか?と言うと平日の時間制約と大会直前のため疲労を溜めたくなかったからです。詳しくは次回補足します。

結果として、この盲ワットが精度よく再現できなかったのが最大の敗因だと思っています。
(簡単に言うと、5-15km区間の盲ワットが下振れしているのに気づかず、体力を使いきれなかった)
でも、どの道ブロンズしか取れないなら、このイーブンペース走法に活路を見出そうとした判断は決して間違いではなかった、と今でも思っています。(要は習得不足だった)

まとめ

これまで応援してくださった方々には大変感謝しております。
ありがとうございました。
上の通り今回の結果は(予想通り?)ガッカリだったのですが、特に落ち込んではいません。
むしろイーブンペース走法なら体力をセーブして楽に(1分も遅いのですが)走れることも分かったので、練習では刈り取れなかった収穫があったと思っています。
また今大会はチームで参加した初めての富士ヒルでした。
ヒルクライムはエンデューロと違って個人戦ですが、会場やコース上にチームメンバーがいるのは心強いし、同じ目標に向かって努力してきた仲間たちとゴール後に感動を分かち合える楽しさはチームならではの楽しさでした。
終わった直後ですが、来年に向けてモチベーションはまだまだ維持できそうです。

振り返り#2に続く

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