トピーク エアロ ウェッジ パック / Topeak Aero Wedge Pack
Contents
サドルを(極端に)前出ししても付けられる大容量サドルバッグ
本来ならサイクリングに丁度いい気候のハズですが、今年は雨続きで残念ですね~
私もかすみがうらエンデューロが終わったら行こう!と思っていた計画が実行できず、サイクリングネタが書けないので、チョット前に買ったサドルバッグを紹介したいと思います。
今回紹介するサドルバッグは実は同じバッグを既に使っていて2個目の購入なんです。
既に持っているモノはワンタッチて簡単にサドルに取り付けられる画期的な”フィクサー“が付いてとても使い易く、買って5年経ちましたが、バリバリの現役で全く問題なく使えていました。
このバック、デザインもカッコいいのですが、丈夫だし、出し入れし易くなる、いざとなると容量も増やせる非常に優れた機能をもつ秀逸なバッグなんです
しかし、ある事にこだわったらこのフィクサーのせいでイキナリ使えなくなってしまったんです…
フィクサーって何?
と、お思いの方が多いと思いますので、まず最初に今まで使用していたフィクサータイプのサドルバッグを簡単に紹介します。
便利なフィクサーの欠点、それは…
サドルレールを一部占有してしまう事なんです。
フィクサーはサドルレールの後端に取り付けて使用するため、サドルの位置を前に出そうとするとサドルレールが全部使えず調整代が犠牲になります。
シートポストがオフセットを持っていれば0オフセット仕様にする手はありますが、私は既に0オフセットのシートポストなので、前に出すにはレール長さを目一杯使うしかありません。
今年の富士ヒルの反省からポジションはサドルをより高く、より前に出したいので、シートレールを後ろまで全部使いたいんです。
そうなったらこのフィクサーが邪魔で邪魔で…(笑)
約10mm程度ですが、ポジションに対する10mmは非常に大きな数値で、
『フィクサーがなければこうなる!』
とわかっていると余計に邪魔に感じたりするんです。
と、言うことで、バッグとしての機能には何の不満もなかったのですが、ポジションにこだわった途端、フィクサーが付いているが故にこのバッグが使えなくなってしまいました。
でも、繰り返しますが、バッグとしては使い易く丈夫で捨て難いんです。
そこでバッグ機能は同じで、フィクサーでなく一般的なベルト取り付けタイプのものに買い換えた、という訳です。
ついでに容量も大きしてLサイズを購入しました。
(予想以上にデカかった…)
我が家にある携帯ツールボックスとの容量を比較してみました。
比較対象としたのは以下です。
①トピーク エアロウェッジパック
(ストラップマウント)L(HPはこちら)
②トピーク エアロウェッジパック
(クイッククリック) M(HPはこちら)
③ビットリア プレミアムジップツールケース
(HPはこちら)
④シマノ 携帯ツールボトル
トピーク エアロウェッジパック Lサイズ(ベルトタイプ)
デュポンのテフロンコーティングされた1200デニールナイロンで作られており丈夫な上に、容積は通常1480mlで拡大すると1970mlとなりトピークのラインナップ上、最大級の収容能力を誇ります。
大体、ツーリングに行く際に必要になるアイテムを全部収納してもかなり余裕がありますね。
これで拡張機能を使ったらちょっとしたお土産も収納できるかも知れませんね
強いて欠点をあげるとすれば、防水機能がないことだと思います。
でも見れば分かるようにした半分はゴム素材でコーティングされているのでタイヤからの跳ね上げには配慮されています。
上半分もカラダの影になるのである程度は防げますが、スキー用の防水スプレーなどの対策をして置く必要はあると思います
トピーク エアロウェッジパック Mサイズ(フィクサータイプ)
これまで使用していたモデル。こちらはデュポンの1000デニールナイロンで作られており(素材がLサイズと違う!)、容積は980ml(拡大時1310ml)とこれでも十分な収納能力を持っています。
ヴィットリア プレミアムジップツールケース
発売した当時、大人気となり品切れ店が続出したモデルです。
シッパーで左右に大きく開く構造は画期的で中が丸見えになるので詰め込んだモノは取り出しやすく、ソフトな素材でできているため、詰め込む際多少のムリは利きます。
また内容物が暴れてもプラスティックケースのように大きな音がしません。
今では類似品が多く出回っていますが、本家本元はコイツです。
容積は公表されていないので不明ですが、使用した感じはちょっと小さいかな…と思います。
防水性能は高そうに見えるかも知れませんが、ジップ部分からの浸水は結構ありますのでここも防水スプレーなどの処置を施しておいた方がいいと思います
シマノ 収納ボトル 700CC
一番最初に買ったツール缶。値段が安く、容積は700mlと必要十分なレベルなのでコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
しかし、出し入れが上からしかできず、下に入ったものを取り出すには一度出す必要があること。
全部隙間が出来ないようにうまく済め込まないと、ライド中に中身が暴れて”カラカラ…”と異音がすること、
など、ちょっと不便な点があるので注意が必要です。
しかし、実はサドルバッグより絶対的に有利な部分もあるんです。
それは重量物であるツールケースを自転車の下の方に設置するので、ダンシングの際の自転車の振りへの悪影響がサドルバッグより明らかに少ないです。
(これは上のビットリアもそうです)
サドルバッグは取り付ける場所がどうしても自転車の高い位置になるのでダンシングの際は重量物を振り回すことになってしまうんです。
なのでヒルクライムメインのサイクリングの場合はあえてこちらを選んだりしています。
つまり意外と使えるんですよコイツは。
あと完全防水なところもアドバンテージです(笑)
他にもトピークのサドルバッグの良い所があるんです
(これはフィクサータイプも共通の機能です)
その1 バッグ下のゴムバンド
ロック機能がないので絶対に落ちない、という保証はありませんが、これに空気入れを取り付けることは可能です
その2 バッグ裏のベルトでテールランプも取り付け可能
蓋にしっかりしたベルトがあるのでそこにテールランプを取り付ける事が可能です。
またグレーのラインは反射素材で出来ているので後方視認性を向上されるデザインになっています。
まとめ
もともとバッグとしての機能はお気に入りだったので、サドル交換によって使えなくなる事態を回避できて良かったです。
しかし、Lサイズにしたのはちょっと欲張り過ぎた感があります。
果たしてこのバッグの拡張機能を使う時が来るのだろうか…
まぁ、備えあれば憂いなし!、大きいことはいいことだ!という事で今後も愛用していきたいと思います
ブログランキングに参加しています
よろしければ下記をクリックして頂けると今後の励みになりますのでよろしくお願いいたします
今回紹介した商品
トピーク エアロウェッジパック ストラップマウント L
今回購入したモデルです
amazon
トピーク エアロウェッジパック クイッククリック L
こちらはフィクサーで取り付けるタイプ。
サドルレールに余裕があればこちらの方が使いやすいです
amazon
F25フィクサー
フィクサーは単体でも購入できます。
自転車を換えても同じサドルバッグを使う場合はフィクサーをそれぞれのサドルに付けておくと便利です。
amazon
ヴィットリア プレミアムジップツールケース
定番アイテムとして定着した感があります。
一人一つは持っていたい(?)アイテムです
amazon
Vittoria(ビットリア) ツールボトル プレミアムジップツールケース [premium zip tool case] イタリアンフラッグ 1L1.6BX.01.00.111BK |