ファインディングチョーさん ライド
丹沢山系も大分色づいて、いよいよ秋が深まって感が増してきました。
そこで10月の末日にお隣、山梨県の大月まで紅葉サイクリングに行ってきました。
紅葉を見るライドなので山奥にある山梨県の小菅村までのヒルクライムはあるものの、ヤビツ練みたいな心拍数MAXでの登坂練習ではありません。
適度に運動して美味しいお昼を食べに行く、楽し~いサイクリングでした。
チョーさんが失踪するまでは…
3人しかいないのに、なぜ?どうやってチョーさんは失踪したのか??
2018年最大(になるかも知れない)の謎を今、全てお話いたします。
話に興味ない人は後程、美味しいお店のお話もありますの、そこだけでも覗いて行って下さい!
では、始めまーす
Contents
計画はあくまで紅葉を見ながら山道をのんびりサイクリング
今回のランチは山梨県の大月でとることを決めていますが、相模原から国道20号で行ってしまうと面白くないので上野原から一度北上して奥多摩方面の山道を紅葉を見ながら走り、国道139号線を南下して大月に入るコースです。
楽ではありませんが、メチャメチャハードなコース、と言う訳ではありません。
なので、相模原の城山のすき家に6:30に集合してスタートし、上野原まではのんびり国道20号を走り、その後は楽しい山道へ向かったのでした。
往路の山場は鶴峠、事件は峠を降りてから起こった!
このコースのチマコッピ(最大標高地点)は鶴峠です。
鶴峠はサイクリストには超有名なコースでその勾配の厳しさから通称”攣る峠”とも言われています。
そこは最初から想定していたので無難にやり過ごして、国道139号線の交差点に出ました。
そこは真っすぐ行くといい景色で有名な松姫峠ですが、最近バイパスが完成したので道は残っているんですが最近通行止めになったんです。
そこでチョーさんがもうすぐ利用できなくなる松姫峠が書いてある看板(交差点の50mくらい手前にある青い看板)を指して
『記念に写真とらなくていいの?』
な~んて、言うんです。
私にとって松姫峠は行ったことがない道なので記念も何もないんですがチョーさんがそう言うなら、という事で私とコレさんは青看板の下まで戻りました。その時
『私、ちょっと脚に来てるから先に行ってまーす』
って聞こえたような気がします。
で、コレさんと一緒に看板下まで戻って写真を撮って十字路交差点に戻った時にはチョーさんがいません。
『確かさっき、先行くって言ってたよね…、じゃ直ぐ追っかけよう!』
という事で私は真っすぐ行こうとした時、コレさんが
『そっちは通行止めだよ』
と言います。
道を見上げるとすぐに曲がりくねるので先にチョーさんがいても死角になって姿は見えません
『なるほど確かにそう聞いたね』
左折方向を見ると、直ぐに長いトンネルがあり、こちらもチョーさんの姿は見えません。
『とにかく通行止めはないよね、こっちでしょ!』
という事で松姫峠を登るのをあきらめ、二人で交差点を左折、バイパスを二人で全力で追いかけることにしました。
下り基調のコースのため、チョーさんが単独でもいいペースで走っている可能性は十分あるので、我々も全くペースを落とさず走ります。
途中、深城ダムがあったので、ロマンチストなチョーさんならここで絶対写真を撮っているハズだ!と思って立ち寄って探したのですがいない…
となれば、ストップしている場合ではない!という事でダムでストップした分も取り戻すべくさらにペースを上げて走り続けます。
平坦から下り基調のコースなのに300W近く出ています。
後で知ったのですがコレさんは、こーゆーコース大好きなんだそうで、まさに水を得た魚のごとく延々と、嬉々として、引き続けたそうです。
この時、正直
『登りより辛い下りっがあるなんて…なってこった(古)』
と思いながらナントかギリギリで着いて行きます。(まさに市中引き回しの刑だーーー!)
その結果、約20kmを爆走!
チョーさんに会うことなく、大月についてしまったのでした。
キーワードは”松姫峠ピストン”
さて、あの交差点で何が起きたのでしょう?答えはチョーさんのメールにありました。
チョーさんは交差点を直進して通行止めで向こう側に降りれない松姫峠を走っていたんです。
行けるところまで行って、紅葉を見たら戻ってくる(=松姫峠ピストン)計画でした。
理解するのが難しかったです…
ランチは大月のシャワー&カフェAMAYADORI
約20kmを爆走して、長閑な農道に出た時、ようやく
『もしかして道間違えてるの、俺たち??』
と思ってチョーさんに電話したところ、まだ松姫峠にいるとのこと(どんだけ好きなんだ、って!)
ようやく事実が分かったところで合流場所に選んだのが、ここ シャワー&カフェAMAYADORI(あまやどり)でした。(HPはこちら)
ここで休憩&ランチとなりました。
ここはJR大月駅から徒歩2分圏内にありますが、サイクルラックもあるので自転車でも立ち寄りやすいお店です。
メニューはハンバーガー、ホットドッグ、パスタ、カレーにサラダとドリンクが付いたセットメニューが中心ですが、私はロシア人のご主人がつくるボルシチセットを選びました。
残念ながらロシアに行ったことはなく、当然本場の味がどんなもんか、は知りませんが、ビーツ由来の赤い色のスープにたっぷりのサワークリームが乗ったロシアの伝統料理はパンとの相性がよく、いくらでもパンが食べられます。
有難いことにパンはお替り自由なのでお腹いっぱい頂きました!
雛鶴峠、牧馬峠の連続攻撃で腹が減る…
ランチ後は国道139号線で相模原に戻ります。
復路の最難関は雛鶴峠。県道35号線にあり、大月から約15km地点のこの峠までは登り基調が続きます。
あまり勾配変化がなく走りやすい道ですが、頂上のトンネルに向けて徐々に勾配がきつくなり、トンネル手前の約1㎞は10%勾配も出てくる甘くない坂道です。
でもここを抜けて下り切れば相模原の藤野に入ります。
藤野の道は生活道路とは言え、頻繁にアップダウンを繰り返すので体力はかなり削られる道です。
最後には藤野の表札看板とも言える牧馬峠が待っています。
しかも今回通る牧馬峠の藤野側アプローチは滑り止め加工(ヤビツの蓑毛上と同じ加工)された路面が長~く続くんです。
ここをロードバイクで通ると激しい振動で更に体力が奪われます。
もうこのころになると大月の美味しいランチはとっくに消化して腹が減ってきていたので、藤野名物のはちみつたい焼きでカロリー補給しようとしたら、なんと完売終了!
腹が減って、眠くて目が開けてられない状況で牧馬峠に臨むことになったのでした。
救いのオアシス 仏果堂カフェ
牧馬峠を抜けたら記憶があいまいです…
なんとなく下って、ちょいと曲がって、ちょっと登って、また曲がった…みたいな感じで走っていると、宮ケ瀬湖沿いのトンネルに出ました。
トンネルを抜けると下り坂になるので、アウタートップに入れて少し脚を少めようか、と思った丁度その時に、突然先頭のチョーさんがスローダウンの手信号。
言う通りスピードを落とすと、右手に古民家らしき雰囲気を漂わせる建物があります。
建物脇の細いグラベルロード(砂利道)を抜けると、パッと開けてなんとも平和な雰囲気がただようカフェがありました。
ここが噂にきく仏果堂カフェでした。(食べログ、フェースブック、ツイッター)
人気のカフェなので着いたときはほぼ満席状態。
かろうじてテラス席の端っこに座り、暫く待つと団体さんがお帰りになりこたつ席が空いたのでそちらに移動
こたつで暖を取っているうちに段々と意識が戻ってきました。
とにかく腹が減ったので腹にたまりそうなシナモントーストをカフェラテを注文。
ハロウィーンが近いということでサービスで頂いたお菓子を食べながら暫く待つと…
出てきましたー!
待望の補給、いや美味しいトースト&コーヒータイムです。
いや~、生き返った気がします。まさにオアシス!
古民家風の雰囲気も疲れたカラダを癒してくれます。
トーストは厚くて食べ応えがあり、同時にカラダに必要なカロリーを注入してくれました。
その後、コレさんがデザートで頼んだフォンダンショコラをちょっとだけおすそ分けして頂いたらこれがまた絶品!!!
こりゃ、他のメニューも調査する必要がありますね~、という事で再調査に来ることが決まりました(笑)
オープンエアのこたつ席の居心地の良さも手伝って、ついつい長居をしたくなる不思議なカフェでしたが、もうすぐ日が暮れるので帰ることにしました。
まとめ
山道主体でコース全長160kmとちょっと長いかも知れませんが、ちょっと慣れた方なら余裕で回れると思います。
まだ紅葉シーズンが続きますので、是非行ってみてください。
箱根より空いてるし、美味しいランチもありますよ
==今回の結果==
総距離 :162km
獲得標高:2560m
平均速度:23.9km/h
消費カロリー:3382kcal
コース全体図(動画)
コース図
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