GIANT TCR SLR1 2016
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富士チャレンジに向けて装備を強化しました
エンデューロ開幕に向けた準備を進めています。
第1弾はお手軽エアロホイールの定番 フルクラムレーシングクワトロ(軽いインプレはこちら)でした。
そして第2弾はな、なんとチャリのアップグレードです。(嫁さんのね)
富士チャレンジには”車種自由”というカテゴリーがないんです
10月のかすみがうらエンデューロは”車種自由”というカテゴリがあって、チーム内にロードレーサーだけでなく必ずクロスバイクを1台いれないといけないルールがあります。
しかし、9月の富士チャレンジには”車種自由”というカテゴリがないため、クロスバイクに乗っていてもロードバイクだけのチームと同じカテゴリで戦うことになります。
ロードレーサーに比べて車体が重く、上体が起きたポジションのクロスバイクは当然レースには不向きで乗っていること自体がマイナスなんです。
そこでクロスバイクしか持っていなかった嫁さんの自転車をついにロードレーサーに変更しました。
モデルはGIANT TCR SLR1(16年モデル、11速アルテグラ、フル装備!)
GIANTの一般的なアルミレーサーとは違って、極薄チューブを採用した超軽量アルミレーサーで数年前まで国内プロチームも使っていたシリアスモデルです。
南町田のグランベリーモールのモンベルで偶然見つけ、あまりの破格値(定価24.5万が18.4万)のため取り置きしておいてもらい、一週間他のお店も見た結果、思い切って購入しました。
では細部を見てみましょう。
外観
フレーム&フォーク形状も最新のトレンドを取り入れていて、オールラウンド兼ヒルクライムモデルながらエアロ形状にもなっているという死角のない超優等生モデルです。
実をいうと本気で私が欲しかった…(サイズがなかったんです)
重さ
このモデルは2016モデルですが初登場は2014年で、当時、軽量アルミとして有名だったキャノンデールCAAD10よりもフレーム重量は30g軽く(1100g)GIANTのアルミ薄肉化の技術力を見せつけた力作です。
完成車重量(ペダルレス)で比較すると、一般的なアルミレーサーが10kgを切れば軽量と言われる中、カタログ記載値は7.8kg(Mサイズ)とミドルクラスカーボンモデルに肩を並べる軽さです。
実際に乗る状態はペダルを付けるし、ボトルケージ、コンピュータ&ブラケットなどを装着するので、カタログ記載値より重くなるので走行状態で実測してみました。結果…
買ってきた状態(XSサイズ)にペダル(SPD)とボトルケージ×2個を付けた状態で測った結果、8.4kg
一方、私の2011年 TCR2(Mサイズ)はプロロゴのサドルや3Tのカーボンシートポストやハンドル&ステムに交換してあり、更にホイールをデュラエースWH9000-C24CLに交換したヒルクライム仕様で8.7kgでした。
私の方は後はハンドル&ステムをカーボン化する位しかできませんが、TCR SLRはまだ何も変えていません。
簡単に8kgは切れる気がします。
なんとも…
すごいアルミモデルです。
唯一の難点は標準でついているコンポ
コンパクトクランク(アウター/インナー:50/34T)全盛の中、プロコンパクト(52/36T)というちょっと大きめのクランク(フロントギヤ)がついています。実はここが唯一の難点だったんです。
そもそも、フロントトリプル(最小22T)でリヤ32Tというウルトラローギヤがついているクロスバイクに対して、男ギヤともいうべきギヤがついているので、アスリートでもないちょっと元気な普通のオバさんに踏めるハズがありません。
このままだったら、恐らくアウタートップ(52×11T)は一生使わないでしょう。
そこで、クランク交換は部品代が高いのでリヤのカセットギヤを交換することにしました。
クロスバイクのギヤ比、恐るべし!
前に乗っていたクロスバイク(ビアンキ カメレオン3)はフロントに3枚のギヤ(44-32-22)、リヤには9枚(12-32T)で3×9=27速ありました。
驚異的なのはそのギヤレシオで特にロー側は32/22=1.455という超ローギヤードな(軽い)ギヤ比を持っていました。
(このギヤ比だったらタイヤがスリップしない限り登れない坂はないでしょう)
一方、TCR SLR1はフロントが2枚(52-36)でリヤが11枚(11-28)で2×11=22速です。
また、ハイアマチュア以上を対象にしたモデルなのでギヤ比もそんなに軽いギヤは持っておらず、最も軽くても28/36=0.778です。
0.778というギヤ比はカメレオンだとほとんどアウター縛り(フロントギヤを一番大きいモノに固定している状態)に近いギヤ比ですが、ロードレーサーとしては普通なんです。
つまりクロスバイクからの乗り換えだと相当重いギヤしかないことが分かります。
しかし、うーこさん(嫁)の話を聞くと半原超えでもフロント22Tは使っていない、とのことなので32/32=1.0にすればカメレオンの時と変わらないギヤ比になるということが分かりました。
32Tを装着
どうやったらギヤ比を1.0に近づけられるか考えました。
結論から言うとデュラエース、アルテグラ、105の部品の組み合わせではギヤ比1.0は再現できません。(軽すぎる!)
アルテグラ/105にある11-32Tのリヤスプロケットと50-34Tのコンパクトクランクの組み合わせが最も軽い組み合わせになるようです。
そこでとりあえず、11-32Tのリヤスプロケットを入れて、ちょっと山を走ってもらって様子を見ることにしました。
ギヤ比でいうと32/36=0.889になります。
更にコンパクトクランク(50-34)に変えると、32/34=0.941まで行きますが、ここが限界です。
センサー(RIDESENSE)装着
GIANTの本格レーサーにはペダルの回転数(ケイデンス)と車速を検知するセンサーをスマートに取り付けられるように予めフレームがデザインされています。
専用のセンサーを使えば、スッキリ収まるので、ここはクロスバイクから移植するのではなく専用品を購入しました。
ちなみにガーミンEDGE500との相性はバッチリで、何もしないでペアリングも完了して、勝手に表示してくれました。
簡単なインプレ by うーこさん
先週、この仕様でグランフォンド八ヶ岳で使用するコース(グルメフォンド)を走ってきました。
海岸寺を含む山ばっかりのコースだったのですが、以前カメレオンで挑戦した際は勾配に負け、歩いてしまったのに今回は距離が短く感じるくらい登れたそうです。峠も笑顔で越えてました。(前回は余りの急勾配に連れてこられた事に腹を立て、石を投げられたんです…)
昔に比べて、体力が付いたのもありますが、車体の軽さが登坂力を向上させたのは間違いないようです。
(当たり前なんだけど、クロスバイクとは比べモノにならない程よく走る気持ちいいバイクだそうです)
気になっていたギヤ比ですが、海岸寺は確かにきついのですが途中折り返しがあって、キツイ区間は意外と短いんです。
このため苦労はしましたが何とか乗り越えられたようで、この様子ならエンデューロにある短い登り区間はナントかなると思いますのではとりあえずクランク交換なしで行こうと思います。
(ヒルクライムをやる場合は、交換MUSTですね)
また久しぶりの新車で気を良くしたのは間違いなく、家でもローラー台にのるようになりました(これも新車効果?)
そのくらいやる気にさせる程、感触が良かった、ってことなんでしょう。
ホンッとに俺が欲しかったよ~
うーこさん、頼むから結果出してよ!
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